日本書紀研究会


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『日本書紀研究』( 塙書房 刊)について

現存史籍最古の峻峰『日本書紀』を考古学、民俗学、文化人類学等、 学的な関心により多側面から検討、 高峰を極める歴史家の直截犀利な各論文を収める。各A5判毎年1回発行予定。

第35冊

日本書紀研究会編 (2024年2月発行)、 304頁、定価 8,800 円 (本体8,000 円+税)
ISBN: 978-4-8273-1535-6

  • 『新撰姓氏録』序「勝宝年中」の解釈(生田敦司)
  • 西海道風土記における甲乙の先後関係─郡郷名表記を中心に─(荊木美行)
  • 『日本書紀』における氏族の仏教受容─倭君の先「法師君」と和氏の出自について─(有働智奘)
  • 「壬申紀」における神祇への言及─兵陰陽から神祇祭祀・国史編纂へ─(岡田高志)
  • 『日本書紀』に見える朝鮮観(新蔵正道)
  • 奈良朝天皇御服論(長谷部寿彦)
  • 『古事記』序文から『日本書紀』の撰述を考える(平林章仁)
  • 磐井の乱に関する諸問題─近年の研究動向の検討から─(水谷千秋)

第34冊

日本書紀研究会編 (2022年5月発行)、 312頁、定価 9,900 円 (本体9,000 円+税)
ISBN:978-4-8273-1534-9

第Ⅰ部:聖徳太子(廏戸皇子)歿後1400年によせて

  • 聖徳太子と推古朝の外交政策(塚口義信)
  • 廐戸皇子の四天王誓願と物部守屋の稲城─蘇我・物部戦争の真相─(平林章仁)
  • 「磯長墓」小考─聖徳太子墓と叡福寺北古墳─(荊木美行)

第Ⅱ部:各論

  • 天火明命(火明命)の系譜と尾張連祖注記について(上遠野浩一)
  • 『日本書紀』における履中天皇像─履中紀五年条を中心に─(阪口由佳)
  • 大嘗祭の基本構造とその形成・成立(塩川哲朗)
  • 三輪山の神と大物主─大物主祭祀伝承を考える─(中井かをり)
  • 白村江の戦いの再検討(若井敏明)
  • 市辺押磐皇子と青海(飯豊)皇女から弘計・億計二王へ─伝承の歴史地理的考察─(渡里恒信)

第33冊

日本書紀研究会編 日本書紀撰進1300年記念 (2017年11月発行)、 350頁、定価 11,000 円 (本体10,000 円+税)
ISBN:978-4-8273-1533-2

Ⅰ部(日本書紀論)

  • 天武十年の帝紀・上古諸事記定と舎人親王の日本紀編纂体制 -令制下の国史編纂体制との対比を軸として-(生田敦司)
  • 『日本書紀』の「別巻」をめぐって-奈良時代のアーカイブ-(荊木美行)
  • 『日本紀』「系図一巻」と「皇親名籍」-再考-(内田正俊)
  • 『日本書紀』書誌的研究の現状と課題(上遠野浩一)
  • 『上宮記』と天皇記・日本書紀(関根淳)
  • 考古学からみた『日本書紀』の原史料-陵墓記事を考える-(西川寿勝)

Ⅱ部(各論)

  • 磯城島の大和-枕詞の発想と用法-(阪口由佳)
  • 「任那復興」と推古朝の対朝鮮外交(新蔵正道)
  • ヤマト政権と百済王家の内紛-四世紀末の内乱に関連して-(塚口義信)
  • 天武朝の仏教政策(寺西貞弘)
  • 三嶋溝咋の神話と関連氏族(平林章仁)
  • 上毛野氏と住吉・宗像-外交・外征伝承をめぐって-(渡里恒信)

第32冊

日本書紀研究会編 (2017年11月発行)、292頁、定価 9,720 円 (本体9,000 円+税)
ISBN:978-4-8273-1532-5

Ⅰ部(研究の現状と課題)

  • 犬養氏と犬養部の理解に関する現状と課題(生田敦司)
  • 『古事記』『日本書紀』の開発記事について ―七世紀以前の開発史研究の現状と課題―(上遠野浩一)
  • 三角縁神獣鏡研究の現状と課題(西川寿勝)

Ⅱ部

  • 四世紀後半における九州とヤマト政権 ―佐紀陵山古墳タイプの古墳出現の歴史的意義―(宇野愼敏)
  • 大来が奉仕した伊勢神の性格―斎王を手がかりとして―(中井かをり)
  • 高分解能古気候データを『日本書記』の解釈に利用する際の留意点(中塚 武)
  • 飛鳥時代の大型方墳―蘇我本宗家と榛原石―(長谷川恵理子)
  • 律令国家形成期の天皇観とミカド(長谷部寿彦)
  • 古代外国使の迎接と客館(八木 充)

第31冊

日本書紀研究会編 (2016年8月発行)、328頁、定価 10260 円 (本体9500円+税)
ISBN:978-4-8273-1531-8

  • 春日山田皇女の伝承に関わるミヤケと春日部(生田敦司)
  • 天武・持統から律令施行期の諸王について-大宝二年に辞訟した五世王より-(内田正俊)
  • 神話の出雲と歴史の伊勢(榎村寛之)
  • 大化改新の実像(神崎 勝)
  • ツヌガアラシト説話の赤絹の象徴性-赤色と太陽・海にかかわる祭祀をめぐって- (阪口有美子)
  • 蘇我氏の墓域に関する諸問題(西川寿勝)
  • 『日本書紀』巻十三 安康天皇紀と安康天皇(松倉文比古)
  • 大日下王と日下部 -名代成立論への一視角-(渡里恒信)

第30冊

日本書紀研究会編 第三十冊記念号(2014年11月刊)、384頁 定価:11880円(本体11000円+税)
ISBN:978-4-8273-1530-1

  • 大和飛鳥の倭京誕生(上田正昭)
  • 記紀の成立過程について(神崎 勝)
  • 『日本書紀』成立に関する一試案(谷川清隆)
  • 『古事記』における雄略天皇像をめぐって(塚口義信)
  • 古墳時代の同一工房製小型銅鈴-中・後期における分布とその歴史的意義-(中司照世)
  • 乙訓の古山陰道(中村 修)
  • 古代日本における合議と王族政治(長家理行)
  • 養老名例律婦人有官位条小考─日唐の女性官人に対する待遇の相違を中心に─(成清弘和)
  • 改新政府と難波大郡宮・小郡宮(西本昌弘)
  • タカミムスヒの性格(丸山顕徳)
  • 不改常典と『日本書紀』の思想(水谷千秋)
  • 真人賜姓氏族について-近江・越前の「皇裔」を中心に-(渡里恒信)

第29冊

日本書紀研究会編 横田健一先生追悼号(2013年10月刊), 312頁 定価:8925円(本体8500円+税)
ISBN:978-4-8273-1529-5

  • 壬申の乱前における大海人皇子の勢力について(横田健一)
  • 「靺鞨国」考 (荊木美行)
  • 記紀編纂時期の「ヌナカワヒメ祭祀」 (内田正俊)
  • 古代の楠葉をめぐる交通路 (上遠野浩一)
  • 天平期の日羅関係と『日本書紀』 (新蔵正道)
  • 大和平定伝承の形成 (塚口義信)
  • 紀伊国造の二つの画期 (寺西貞弘)
  • 後飛鳥岡本宮・飛鳥浄御原宮の建設思想についての考察 (豊田裕章)
  • 逆葺き攷 (平林章仁)
  • 天照大神と皇太(大)神宮 (本位田菊士)
  • 横田健一先生略年譜

第28・29冊正誤表

第28冊

日本書紀研究会編 横田健一先生追悼号(2013年1月刊), 278頁 定価:7875円(本体7500円+税)
ISBN:978-4-8273-1528-8

  • 「歴史家はうしろを向いた予言者」であるか(講演録の転載) (横田健一)
  • 『日本書紀』の上毛野氏伝承 (生田敦司)
  • 日本古代国家の形成と河内政権 (直木孝次郎)
  • 伊勢大神と天照大神の関係―『日本書紀』区分論より― (中井かをり)
  • 《山海の政》と人制 (中村修)
  • 継体天皇の大和入りを考える (西川寿勝)
  • 評制の成立と終末 (八木充)
  • 横田健一先生著作目録

第28・29冊正誤表

第27冊

横田健一先生米寿記念会編 (2006年6月刊), 315頁8400円
〔2006〕4-8273-1527-2

  • 稲・日本自生説の研究史的総括 (千歳竜彦)
  • 天日矛伝説と“河内新政権”の成立 (塚口義信)
  • 前期難波宮の小柱穴について―礼制からみた古代建築と裳階― (豊田裕章)
  • 中大兄の名称をめぐる諸問題 (直木孝次郎)
  • 伊勢湾海民とヲワリ王権 (中村修)
  • 推古・皇極(斉明)女王に関する一試論 (成清弘和)
  • 驚いた巫女と恥をかいた神 (平林章仁)
  • 江田船山古墳太刀銘の政治的背景―磐井の乱との関連― (水谷千秋)
  • 神武東征伝説の成立過程に関して (山中鹿次)
  • 記紀神話の原像とヤマト王権の起源 (若井敏明)

第26冊

横田健一先生米寿記念会編 (2005年10月刊), 281頁7200円
〔2005〕4-8273-1526-4

  • 天津罪国津罪をめぐる問題 (蘆田東一)
  • 記紀の天皇と歴史像-記紀の外形的考察- (生田敦司)
  • 古代の大伴氏と宗教 (泉谷康夫)
  • 継体天皇即位前紀に見える倭彦王をめぐって (荊木美行)
  • 菅原道真と渤海使 (上田正昭)
  • 『記紀』編纂時の越から見た奴奈川姫-ヒスイの女神は記憶されていたか- (内田正俊)
  • 淀川河口部における行基の活動について-淀川下流部の地形と『行基年譜』に見える堀川- (上遠野浩一)
  • 七支刀銘文の再考察 (新蔵正道)
  • 弟国(乙訓)小考 (住野勉一)
  • 平清盛の兵庫経の島と(岡山)藤戸の経ヶ島のこと (田中久夫)

第25冊

横田健一編, 304頁, 7,140円 [2003]4-8273-1525-6

  • 日本国号成立の外交的契機と使用開始期 (新蔵正道)
  • 継体天皇と樟葉宮 (住野勉一)
  • 河内政権と日本古代の王権神話 (直木孝次郎)
  • 東九州海人族とキビ王権 (中村修)
  • 天武紀十三年「定諸国界」の解釈 (中山薫)
  • 『古事記・日本書紀』に描かれた中臣氏 (松倉文比古)
  • 『日本書紀』における孝と忠 (水谷千秋)
  • 垂仁紀(記)の架空、作為に関して (山中鹿次)

第24冊

横田健一編, 456頁, 10,290円 [2002]4r8273-1524-8

  • 尾張国造・海部・伴造・屯倉 (上遠野浩一)
  • 笠井倭人氏の『古代の日朝関係と日本書紀』批判 (栗原薫)
  • 仁徳皇女「波多毘能若郎女」ガ事 (住野勉一)
  • 今様の時代 (千歳竜彦)
  • 御年神・大年神の形成過程 (中村修)
  • 三輪君逆についての一考察 (中山薫)
  • 戸令応分条の比較研究 (成清弘和)
  • 聖徳太子法皇倭王論 (半沢栄一)
  • 日本書紀における敏達天皇と推古天皇の記載 (水野柳太郎)
  • 中期大和王権の開始と始祖に関する覚書 (山中鹿次)

第23冊

横田健一編, 376頁, 8,610円 [2000]4-8273-1523-X

  • 尾張氏系譜に関する若干の考察 (上遠野浩一)
  • 摂津国闘鶏氷室と額田大中彦皇子 (住野勉一)
  • 日本古代史の再構成への序説 (千歳竜彦)
  • ホムタ・オシクマ戦争 (中村修)
  • 記紀の嫉妬讃と律令の「七出」について (成清弘和)
  • 『三国史記』・倭国更号日本の史料批判 (秦政明)
  • 「古代天皇家」の社会史的実像 (半沢英一)
  • 前方後円墳造営中止の文化的政治的背景 (山中鹿次)
  • 地方王族の形成と大王領 (若井敏明)

第22冊

横田健一編, 310頁, 6,825円 [1999]4-8273-1522-1

  • 近江遷都と壬申の乱 (亀井輝一郎)
  • 辛酉紀年と一年両分性 (栗原薫)
  • 県主系后妃紀と王統譜 (黒田達也)
  • 石衝別王者羽咋君三尾君之祖 (住野勉一)
  • 下道臣前津屋事件の解釈 (中山薫)
  • 『古事記』は未完の書である」再論 (秦政明)
  • 倭人伝の短里と中国古代天文学 (半沢英一)
  • 神功皇后伝説の形成と住吉大神 (前田晴人)
  • 前期大和大権に関する二、三の考察 (山中鹿次)
  • 『日本書紀研究会』発足のころ (安井良三)

第21冊

横田健一編, 492頁, 10,185円 [1997]4-8273-1521-3

  • 鵤大寺考 (田中嗣人)
  • 卜部の系譜 (千歳竜彦)
  • 桜井茶臼山古墳・メスリ山古墳の被葬者について (塚口義信)
  • 紀伊国名草郡の和名抄郷 (寺西貞弘)
  • 大宰府と存問 (中西正和)
  • 小野氏祖先系譜の成立 (中村修也)
  • 『懐風藻』大友皇子伝の解釈 (中山薫)
  • 久米氏族伝承の検討 (長家理行)
  • 日本古代王位継承法試論 (成清弘和)
  • 蘇我氏と葛城<覚書> (平林章仁)
  • 仙人都良香考 (松田智弘)
  • 神武伝承と磐余 (松前健)
  • 明日香村の亀石伝説の背景 (丸山顕徳)
  • 吉野盟約と天智系皇族 (水谷千秋)
  • 倭建命の女人変身 (守屋俊彦)
  • 神話・民俗・神道 (山上伊豆母)
  • 継体:応神五世孫に関する諸問題 (山中鹿次)
  • 国県制の成立 (若井敏明)
  • 天孫降臨段の様相 (若松博恵)

第20冊

横田健一編, 484頁, 10080円 [1996]4-8273-1520-5

  • 酒船石遺跡と飛鳥京木簡 (網干善教)
  • 六・七世紀にみえる大兄の一考察 (荒谷晶夫)
  • 伊勢神宮の成立についての覚書 (泉谷康夫)
  • 『日本書紀』の伝説時代の新羅観 (井上秀雄)
  • 『日本書紀』系図一巻と皇親名籍 (内田正俊)
  • 雄略天皇像について (内海洋子)
  • 皇極紀三年条の祥瑞記事について (江畑武)
  • 任那・加羅・伽耶と倭 (角林文雄)
  • 大化前代の修正崩年 (栗原薫)
  • 和珥氏関係系譜についての再検討 (黒田達也)
  • 志賀山寺の「官寺」化と仏事法会 (櫻井信也)
  • 天武朝の対外関係と小高句麗 (新蔵正道)
  • 太子菟道稚郎子のことども (住野勉一)
  • 「鼓吹」楽のゆくえ (竹居明男)
  • 『日本書紀』の成立 (千歳竜彦)
  • 持統紀の人名表記について (中山薫)
  • 随想/三品先生の思い出 (直木孝次郎)
  • 発足当時の思い出 (井上秀雄)

第19冊

横田健一編, 478頁, 9975円 [1994]4-8273-1519-1

  • 色を指標とする古代の身分秩序について (内田正俊)
  • 高句麗広開土王碑文にみえる各国の戦略 (角林文雄)
  • 律令官司制の成立と品部・雑戸制 (寛敏生)
  • 三関について (胡口靖夫)
  • 近江国の物部氏 (住野勉一)
  • 『日本書紀』地名起源説話考 (根川幸男)
  • 壬申の乱をめぐる古代貴族の改賜姓 (本位田菊士)
  • 古代河内の反乱伝承と三野県主 (前田晴人)
  • 久米氏についての一考察 (松原弘宣)
  • 武烈天皇に関する諸問題 (山中鹿次)

第18冊

横田健一編, 398頁, 8190円 [1992]4-8273-4-1518-3

  • 天武天皇の出自と神格化について (加藤洋子)
  • 中臣烏賊津使主と弟姫 (亀井輝一郎)
  • 近江遷都の構想 (胡口靖夫)
  • 継体朝序説 (住野勉一)
  • 日本古代の顔面装飾とその系譜 (辰巳和弘)
  • 百済大寺に関する基礎的考察 (塚口義信)
  • 土師氏の伝承と儀礼 (平林章仁)
  • 日本書紀継体天皇即位条の研究 (水谷千秋)
  • 素菱鳴尊と新羅明神 (宮井義雄)
  • 振媛の桑梓 (米沢康)

第17冊

横田健一編, 468頁, 8925円 [1990]4-8273-1517-5

  • 律令官制成立をめぐる二、三の問題 (荊木美行)
  • 大化三年七色十三階冠位制度の服色について (内田正俊)
  • 物部の楯を巡って (榎村寛之)
  • 推古紀堅塩媛改葬の記事について (遠藤順昭)
  • 応神以前の紀年 (栗原薫)
  • オシサカノオホナカツヒメと雄略天皇についての系譜的考察 (黒田達也)
  • 文字の考古学 (千歳竜彦)
  • 邪馬台国位置論争の学史的総括 (西本昌弘)
  • 土左大神考 (二宮正彦)
  • 有間皇子の変について (平林章仁)
  • 神武東征伝説の一考察 (本位田菊士)
  • 天の香具山の土 (守屋俊彦)

第16冊

横田健一先生古稀記念会編, 宗教・思想編, ―横田健一先生古稀記念―
346頁, 品切, [1987]4-8273-1516-7

  • 「壇」について (芦田東一)
  • 物部氏と宗教 (泉谷康夫)
  • 天神と二種の地上の混沌 (大林太良)
  • 日吉神社と天智朝大津宮 (岡田精司)
  • 持統五年十一月戊辰条について (加茂正典)
  • 継体崩年と仏教公伝の紀年 (栗原薫)
  • 室生寺と竜穴神 (竹居明男)
  • 薬師寺東院堂聖観音像造立考 (田中嗣人)
  • 土師寺考 (坪之内徹)
  • 古墳と黄泉国 (土生田純之)
  • 聖徳太子と敏達天皇後高王族 (平林章仁)
  • 『聖徳太子伝暦』編年考 (光川康雄)
  • 記紀神話の伏流 (むしゃこうじ・みのる)
  • 三論から法相へ (森田康之助)
  • 持統天皇の葬礼について (安井良三)
  • 日本書紀神代巻の一書について (山田英雄)
  • 古事記上巻の"神語"について (吉井巖)

第15冊

横田健一先生古稀記念会編, 政治・制度編, ―横田健一先生古稀記念―,
368頁品切, [1987]4-8273-1515-9

  • 近江と古代国家 (大津透)
  • 『天皇』号の始用時期をめぐって (大和岩雄)
  • 上宮王家と中大兄皇子 (亀井輝一郎)
  • 播磨国の石宝殿と石作氏 (北垣聰一郎)
  • 律令軍団制の成立過程と陣法 (胡口靖夫)
  • 家形埴輪考 (辰巳和弘)
  • 野皇女と吉野の盟約 (寺西貞弘)
  • 平城宮諸門の一考察 (直木孝次郎)
  • 皇位纂奪伝承の分析 (楢崎干城)
  • 古代親等制小考 (成清弘和)
  • 『出雲国風土記』島根郡家の比定 (服部旦)
  • 欽明朝における倭と百済との関係についての一考察 (日野昭)
  • 中臣氏系譜について (松倉文比古)
  • 古代出雲の杵築と意宇 (八木充)
  • 三国史記に見える新羅の五廟制 (米田雄介)
  • 横田先生略年譜著述目録

第14冊

横田健一編, 292頁, 5,775円, [1987]4-8273-1514-0

  • 納言官の変遷について (荊木美行)
  • 原新嘗祭と殖宮儀礼 (大前栄美子)
  • 上代の紀年 (栗原薫)
  • 初期大和政権とオホビコの伝承 (塚口義信)
  • 敏達天皇系王統の広瀬郡進出について (平林章仁)
  • 持統朝における柿本朝臣人麻呂の位置 (森田由記)

第13冊

横田健一編, 412頁, 品切, [1985]4-8273r1513-2

  • 履中即位前紀(記)の神話的性格 (泉谷康夫)
  • 律令国家と畿内 (大津透)
  • 評里制の成立 (角林文雄)
  • 石上神宮と忍坂大中姫 (亀井輝一郎)
  • 日本上代の喪葬と歌舞・再考 (竹居明男)
  • 宇治橋架橋をめぐる問題 (寺西貞弘)
  • 古代総領制の再検討 (中西正和)
  • 継体紀の『五世孫』について (成清弘和)
  • 奈良盆地に分布するクラ関係小字名考 (平林章仁)
  • 御諸山と三輪山 (松倉文比古)
  • 倭建命の征討物語 (守屋俊彦)

第12冊

横田健一編, 358頁, 品切, [1982]4-8273-1512-4

  • 天武天皇と東漢氏 (大和岩雄)
  • 『日本書紀』成立過程に関する一考察 (内田順子)
  • 朝鮮式山城と神能石をめぐる諸問題 (北垣聰一郎)
  • 住吉大社神代記構成試論 (酒井敏行)
  • 『古事記』の三巻区分について (塚口義信)
  • 石上神宮と忍壁皇子 (寺西貞弘)
  • 奈良前期の須恵器生産 (中村浩)
  • 日本古代の矛についての一考察 (横田健一)
  • 直木孝次郎先生著書・論文目録

第11冊

横田健一編, 340頁, 5,985円, [1979]4-8273-1511-6

  • 鬼室集斯墓碑をめぐって (胡口靖夫)
  • 「吉野寺縁起」の史料性をめぐって (竹居明男)
  • 聖徳太子伝の整理 (田中嗣人)
  • 藤原宮式軒瓦とその分布 (坪之内徹)
  • 古代の皇位継承について (寺西貞弘)
  • 大后についての史料的再検討 (成清弘和)
  • 摂政制の源流 (米田雄介)
  • 大嘗祭に関する一試論 (和田行弘)
  • 『皇太神宮儀式帳』と『日本書紀』 (横田健一)

第10冊

横田健一編, 354頁, 6,300円, [1977]4-8273-1510-8

  • 難波の堀江・茨田堤・恩智川 (角林文雄)
  • 隼人狗吠考 (高林實結樹)
  • 香椎廟の創建年代について (塚口義信)
  • 茅津山屯倉に関する一考察 (中村浩)
  • 「欽明紀」の『嫡子』について (成清弘和)
  • 神武紀の旧辞と帰化人の参与 (宮井義雄)
  • 推古女帝と仏教 (安井良三)
  • 敏達朝から推古朝に至る政治過程の分析 (中渡瀬一明)
  • 古代における"名"尊重伝世の思想 (横田健一)
  • 横田健一先生略年譜・著作目録

第9冊

横田健一編, 500頁, 7,875円, [1976]4-8273-1509-4

  • 『弘仁私記』序考 (大和岩雄)
  • 大和川と物部氏 (亀井輝一郎)
  • 『日本書紀』編年考 (高林實結樹)
  • 継体天皇と息長氏 (塚口義信)
  • 聖徳太子登場の背景をめぐって (中渡瀬一明)
  • 初期食封制について (西川重幸)
  • 日本と天皇 (肥後和男)
  • 膳氏の伝承の性格 (日野昭)
  • 『日本書紀』のいくさがたり二 (むしゃこうじ・みのる)
  • 古代伝承における二つの問題 (森田康之助)
  • 軽太子と軽大郎女 (守屋俊彦)
  • もう一つの道制試論 (山田英雄)
  • 日継の形成 (横田健一)

第8冊

横田健一編 三品先生追悼記念, 454頁, 6,720円, [1975]4-8273-1508-6

  • 物部・中臣二氏の居地に依る交友関係の可能性 (池田源太)
  • 中国史書における百済王統譜 (笠井倭人)
  • 方格地割の展開 (岸俊男)
  • 猿田彦考 (柴田実)
  • 雑揺の成立について (直木孝次郎)
  • 倭氏考 (楢崎干城)
  • 岐美神話と洪水型兄妹相姦神話 (服部旦)
  • 七世紀中期における政権抗争 (八木充)
  • 物部氏祖先伝承の一考察 (横田健一)

第7冊

横田健一編, 三品先生追悼記念, 362頁, 6,300円, [1973]4-8273-1507-8

  • 中国の古典にあらわれた朝鮮・韓・倭について (井上秀雄)
  • 四つの《神代》 (大林太良)
  • 聖間の『日本書紀私鈔』 (久保田収)
  • 古代牧馬考 (佐藤虎雄)
  • 摂・河・泉の神話 (志賀剛)
  • 和泉陶邑窯の成立 (中村浩)
  • 鎮魂祭の原像と形成 (松前健)
  • 『日本書紀』のいくさがたり (むしゃこうじ・みのる)
  • 古代天皇の言盆について (山田英雄)
  • 安倍氏と越国 (米沢康)
  • 見瀬丸山古墳の被葬者 (和田萃)

第6冊

横田健一編, 三品先生追悼記念, 462頁, 7,350円, [1972]4-8273-1506-X

  • 大化前代の土地制度 (泉谷康夫)
  • 記紀にみえる氏族出自の記載について (伊野部重一郎)
  • 巨勢氏について (今井啓一)
  • 法隆寺問題の再検討 (笠井昌昭)
  • 道昭伝考 (佐久間竜)
  • 雄略紀に於ける蓋函王立年干支に対する所感 (高林實結樹)
  • 七世紀の東亜の変局と日本書紀 (滝川政次郎)
  • 神功皇后伝説の形成とその意義 (塚口義信)
  • 始馭天下天皇と御肇国天国 (肥後和男)
  • 安康・雄略紀について (日野昭)
  • 神代史の原像 (宮井義雄)
  • 赤猪子の話 (守屋俊彦)
  • 檍原神話考 (藪田嘉一郎)
  • 蘇那曷叱智考 (李丙烹)

第5冊

三品彰英編, ウジ族と伝承, 446頁, 品切, [1971]4-8273-1505-1

  • 神功皇后の系譜と伝承 (三品彰英)
  • 尾張氏の系譜と天照御魂神 (松前健)
  • オホ氏とその伝承 (山上伊豆母)
  • 加不至費直の系譜について (笠井倭人)
  • 大帯日売考 (塚口義信)
  • 古代寺院と氏 (安井良三)
  • 推古・舒明・皇極三紀の災異記事 (江畑武)
  • 中臣氏とト部 (横田健一)
  • 日本古代ウジ族関係論文目録1 (楢崎干城)

第4冊

三品彰英編, 神話特集, 408頁, 7,035円, [1970]4-8273-1504-3

  • 大和平定 (三品彰英)
  • 大嘗祭と記紀神話 (松前健)
  • 服属伝承の研究 (泉谷康夫)
  • 原ヤマトタケル讃の民俗的考察 (山上伊豆母)
  • 日本書紀を中心とした池の伝承について (笠井昌昭)
  • 日本書紀の新羅伝説記事 (井上秀雄)
  • 七、八世紀における王統系譜の形成 (木下礼仁)
  • 天真名井盟約神話異伝考 (横田健一)
  • 記、紀成立過程の一考察 (直木孝次郎)

第3冊

三品彰英編, 240頁, 品切, [1968]4-8273-1503-5

  • 天ノ日矛の伝説 (三品彰英)
  • 河内大王家の成立 (岡田精司)
  • 上代史研究年表(稿)及び解説 (笠井昌昭)
  • 伴と部との関係について (直木孝次郎)
  • 物部氏と仏教 (安井良三)
  • 皇祖大兄御名入部について (薗田香融)
  • 十七条憲法の一考察 (横田健一)

第2冊

三品彰英編, 376頁, 品切, [1966]4-8273-1502-7

  • 「継体紀」の諸問題 (三品彰英)
  • 『漢書』地理志と倭の地理像 (江畑武)
  • 『日本書紀』系譜記載の諸形式 (横田健一)
  • 倭の五王の時代 (小林行雄)
  • 物部連に関する二、三の考察 (直木孝次郎)
  • 任那日本府の行政組織 (井上秀雄)
  • 「孝徳紀」の仏教関係記事 (安井良三)
  • 律令制都宮の形成過程 (八木充)
  • 戸籍記載の女子年齢に関する疑問 (岸俊男)
  • 天皇家始祖神話の研究 (岡田精司)

第1冊

三品彰英編, 300頁, 5,460円, [1964]4-8273-1501-9

  • 日本書紀所載の百済王暦 (三品彰英)
  • 記紀神話形成の一考察 (泉谷康夫)
  • 大伴金村の失脚 (八木充)
  • 祭官制成立の意義 (上田正昭)
  • 蘇我氏の部民支配 (日野昭)
  • 欽明朝における百済の対倭外交 (笠井倭人)
  • 造籍と大化改新詔 (岸俊男)
  • 天武天皇の葬礼考 (安井良三)
  • 持統天皇と呂太后 (直木孝次郎)
  • 隼人造籠考 (小林行雄)
  • 日本書紀素材論への一つの試み (木下礼仁)

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Renewal:2012.9.12.